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皇国日本とアメリカ大権

日本のカタチの原型とは

日本の国のカタチの原型

橋爪氏を信用している。大澤真幸氏との対談新書である「ふしぎなキリスト教」や「げんきな日本論」
などはその博識に舌をまきながら興味深く読んだ。

そして本書は「国体の本義」の本質とそれが日本人にもたらした功罪を詳しく説いている。
大日本帝国憲法は学説的には「天皇機関説」であるし昭和天皇もそのように理解していたが、
神話の時代から日本の独自性を紡いだ「国体の本義」は神と直接つながっている天皇家とその臣民としての
日本を国体となしたことが、その後の日本人を支配した。
人間宣言をした天皇がその大権を失ったときどこに大権が移ったのか(は、題名が示している)
その呪縛にわれわれ日本人はいまだにとらわれている。

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