女のいない男たち
アカデミー賞受賞映画「ドライブ・マイ・カー」の原作を含む村上春樹の短編集
女がいない、またはいなくなった男の話というコンセプトで統一されているので、映画では「ドライブ・マイ・カー」だけでなく「シェエラザード」と「木野」も包含されてますが違和感がないのはそのせいかもしれません
自分一人ならば絶対聴かない音楽や絶対読まない本なども、彼女から好きなのと言われれば当然男は付き合います
ところが、いざ彼女や妻に去られたときでもその音楽が懐かしくなることはあることです
つまり一人の女を失うってことはすべてを失うってことと同義のこともあるんですよね
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