中島敦と言えば「山月記」ですね。あのなんとも言えない怪奇譚的な雰囲気から中島敦のイメージは
どうしても闇に包まれた孤高の詩人的なものです。
本書を読んだ後もそれは変わらないのですが、中島の生涯には、日本の植民地であった南洋の明るさや朝鮮の暗さがないまぜになっているんだろうと思えてきました。
労作で中島の人となりの良くわかる伝記でした。
中島敦と言えば「山月記」ですね。あのなんとも言えない怪奇譚的な雰囲気から中島敦のイメージは
どうしても闇に包まれた孤高の詩人的なものです。
本書を読んだ後もそれは変わらないのですが、中島の生涯には、日本の植民地であった南洋の明るさや朝鮮の暗さがないまぜになっているんだろうと思えてきました。
労作で中島の人となりの良くわかる伝記でした。
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